休校やリモートワークで自宅にいる時間が長くなって、運動不足を感じている方もいるのではないでしょうか。
健康的な心身を育む土台作り、健康意識の醸成に向けて活動を展開したのが、「ウェルネスシティ確立委員会」(2018年上越青年会議所)です。
今回は、当時、委員長の陸川陽一さんをお迎えし、自宅で・家族で・簡単に体を動かすことができるプログラムをご紹介します。
未来を担う子どもたちの体力・運動能力の向上へ
ーウェルネスシティ確立委員会で制作した『ウェルネスKIDS運動プログラム』について教えてください。
「社会」「身体」「食」「繋がり」の視点から、健康意識の醸成に向けて運動を展開しました。新潟県内外、様々な自治体に足を運んで調べていくうちに、今回取り上げてもらった運動の面で言うと、これからを担っていく子どもたちの体力とか、運動能力の低下傾向が続いてて、それが結果としてケガや生活習慣病に繋がっていくことに危機感を持ちました。子どもの体力低下が、これからの世代の健康状態に影響を及ぼすだけじゃなくて、医療費の増加や、社会全体の活力にも影響を及ぼすことが予想されていると。学校などの教育機関だけでなく、家庭を含む社会全体での取り組みが必要だと感じました。
そこで、運動が少し苦手だと感じる子どもも、簡単に取り組め且つ基本的な運動動作をしっかりと習得できるプログラムが『ウェルネスKIDS運動プログラム』です。
ー一見簡単そうなプログラムですけど。
実際、すごく簡単に出来るプログラムです。シンプルな動きなんですけど、背中、腰、脚の裏側までが気持ちよく伸びて良い運動になると思います。ペアで行うことを想定しているプログラムなので、コミュニケーションを取りながら楽しく取り組めると思いますよ。
ー楽しさって大事ですよね。
健康を意識するなら、継続をしてもらうことが何よりと思うので。実際に、当時はDVDを制作して小学校などへの配布も行いました。2018年の5月26には、安塚小学校の運動会の中でこのプログラムを、児童・保護者と一緒に体験して頂きました。「楽しい」「面白い」「疲れた」と色んな声を聞くことができました。
ー様々な要因で、運動不足を感じている方にチャレンジしてもらいたいですね。
体を動かす機会や時間が、減ってしまっていると思うので、自宅で簡単に出来るので家族でコミュニケーションを楽しみながら、ぜひ実際に体験して頂ければと思います。
【ウェルネスKIDS運動プログラム】動画は ▶コチラ から。
陸川陽一さん(2018年上越青年会議所卒業・2019年上越青年会議所 外部監事)
〈聞き手=浅野勇貴/動画撮影=西山光瑠/写真撮影=西岡修平/動画編集=古澤裕司〉