雪ん子基金助成金交付式
上越地域の青少年向けスポーツ、芸術、文化団体などを対象に助成する「公益信託上越青少年交流健全育成雪ん子基金」は2月14日、上越商工会館(新光町1)で令和元年度の助成金交付式を行いました。
交付対象となったのは、頸城大瀁少年剣道部、上越アイスホッケー少年団上越ハリケーンズ、直江津南サザンクロス、源入幼年野球、上越春日フットボールクラブ、高北アローズの6団体です。
雪ん子基金は、青少年の健全育成を目的に、上越市内に設置された募金箱やイベント出店時の募金、寄付付き自販機の収益の一部を助成金として交付しています。
小嶋宏志運営委員長は「少子化の影響で、団体の運営、継続に苦慮しているとの話も聞くことがありますが、交付申請団体のみなさんは、子どもたちの健全な心身の鍛錬、育成に積極的に取り組み、地域で一生懸命活動されています。子どもたちにも地域や保護者への感謝を忘れずに、ボランティアなどの社会貢献で受けた恩を返していこうと話している姿に感銘を受けました。微力ながら基金を通じて、応援ができれば」と話ました。
今後も基金の周知を図り、地域のみなさんの協力をあおぎながら、事業を広げていきたいと思います。
基金創設の経緯
公益社団法人 上越青年会議所は、「明るい豊かな地域社会づくり」を目標に種々の運動を推進しておりますが、その一つに「青少年の健全育成」があります。それは、スポーツ・文化・芸術等の交流・交歓を通じてより豊かな知性と感性を持ち、人の心を思いやる、やさしく、たくましい青少年の育成こそ、我々の住む上越がより豊かに明るく住みよい郷土となることと確信しているからに他になりません。
そこで、公益社団法人 上越青年会議所では、昭和58年に青少年の健全育成活動を助成する為の地域基金(=雪ん子基金)の創設を提唱し、募金活動を推進してまいりました。事業所における募金箱の設置、街頭募金、各種チャリティー事業、募金型自動販売機、そして市民の皆様から温かい御協力を賜りました町内募金等で基金を積み立ててまいりました結果、基金積立累計額が当面の目標である1,000万円に達しましたので、昭和62年10月19日付にて新潟県教育委員会より県内4番目の公益信託として許可され、翌20日の信託契約締結をもって、「公益信託上越青少年交流健全育成雪ん子基金」が正式に発足し、昭和63年より助成を行っております。
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