上越の地に1,000年以上前の西暦958年に創建された春日神社。
この春日という名称は上越市内の色々な所の地名となっていますが、すべての始まりはこの春日神社なのです。
今回はそんな春日神社に参詣に参りましたので、紹介します。
写真が少ないのは社殿が改修工事をしていたためです…。またそのうち追加します!
春日山の名前の由来は春日神社が創建されたこと
「ん???春日山に作られたから春日神社じゃなくて?春日神社が作られたから春日山なの?」
と思われますよね!
実は、春日神社とは、奈良の春日大社から分け御霊頂いた神社で、出雲大社(おおやしろ)を始め、全国に24しかない大社(たいしゃ)の名を冠する大きな神社です。
よって、元々は山頂に創建されたので、春日山という名称になり、上越に春日の地名が生まれました。
では、春日神社は何故今は山の下に?
今も春日山城は城址となっていますが、春日山に上杉家が城を築きました。
その際に、春日神社は城の鬼門となる北東を守護する目的で、現在の場所に移されたのです。
春日神社は上杉家と深いゆかり
春日大社は元々藤原不比等が藤原家の氏神を祭るために創建されました。
上杉家は藤原家の子孫なので、実はかなり縁が深いのです。
春日神社は上越市内に数か所?春日新田って直江津だけど…。
そうです、春日神社は、謙信がなくなってから直江津の福嶋城、高田城に藩主の居城が移されるに伴い、分社していきました。
そのため、上越市内にはいくつかの春日神社があり、直江津には春日新田という地名があるのです。
アクセス
春日神社
〒943-0809 新潟県上越市大字春日18